SIASUN 協働ロボット 6軸シリーズ
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- 更新日
- 2023.05.09
- 公開日
- 2021.07.20
協働ロボットを検討するにあたり必ず選択しなければいけないのが「最大可搬重量」です。新シリーズでは、どんな作業を行うかを教え込むティーチングやUI仕様が刷新されています。
1.SIASUN 会社概要
中国科学院に所属するハイテク上場企業で、中国でロボットの父といわれるJian Xinsongが創業。先進的なデジタル製造装置及びロボット技術を中核とし、世界で最も包括的なロボット製品ラインアップを有する。
2.新モデルと旧モデルの違い
新しいGCRシリーズは、旧モデルと比較し、特に、直感的なプログラミング、選択可能なロボットアームの操作/制御方法、といった特長を付加し、「誰でも簡単に使える協働ロボティクスソリューション」を実現。協働ロボットを活用するアプリケーションの範囲が広がり、お客様の生産性向上に貢献します。
①ティーチング方法(ロボット操作方法)
従来のティーチングペンダントによるロボットアームの操作/制御(※1)に加えて、ユーザー所有のPCやタブレットからの操作/制御(※2)にも対応(WiFi通信にてコネクションまたは コントロールボックスとLANケーブルにてコネクション)
②ユーザーインターフェース
直感的なプログラミングを可能とするユーザーインターフェースに刷新し、これまで協働ロボットを利用した事がないお客様にも抵抗感なくロボット操作/制御が可能。リョーサン ロボティクス事業のコンセプトである「誰でも簡単に使える協働ロボティクスソリューション」を実現。
- ロボットのプログラミング画面を示しており、①にてユーザーが作成したプログラムのフローを直感的に理解することができます。また、②では、ユーザーがプログラミング時に選択可能な各種コマンドリストが表示されています。
- ユーザーがロボットを制御(移動)させる際のインターフェースであり、青枠にてロボットの各軸(関節)の回転角度を、黄枠にてX軸/Y軸/Z軸方向への移動距離を、設定・調整可能です。
③コントロールボックス
従来のコントロールボックスと比較し、新モデルではボックスサイズのコンパクト化を図り、重量38%の軽量化を実現。IP性能もIP54に向上。
3.新シリーズのラインアップ
新GCRシリーズは合計5つのラインアップを有し、GCR10を皮切りに、2021年7月以降 順次リリース。
4.SIASUN製 協働ロボットのケーススタディ
リョーサンはSIASUN製 協働ロボットを軸に、あらゆる「ものづくり」の現場に柔軟な自動化をもたらします。部品・部材供給(ピック アンド プレイス)や組み立て、品質検査、梱包及びパレタイジング(積み上げ)など、さまざまな作業を実現します。
- 部品、部材供給(ピック アンド プレイス)
- 組み立て
- 品質検査
- 梱包及びパレタイジング(積み上げ)
- ネジ締め
など