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展示会、ついて行ってイイですか? ~第14回Japan IT Week 秋~

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  • 更新日
  • 公開日
  • 2023.11.29

 Japan IT Week 秋は、昨年2022年度には約570社が出展し、約3万6千人が来場した日本最大級のIT展です。今年の5月からコロナが2類から5類に緩和され、会場となる幕張メッセの使用ホールも追加され、多くの来場者が足を運びました。

1.訪問者紹介

エンジニアA:IoT/クラウドソリューション、無線ネットワークに精通
エンジニアB:上記に加え、カメラモジュールにも精通
エンジニアC:民生カメラ、機械学習、深層学習に精通

 各々の目線から、市場動向の調査や最新技術トレンドの入手の為に訪問してきました。

2.展示会概要

 今回訪問した[第14回 Japan IT Week 秋]の概要を下記に示します。

会期:2023年10月25日(水)~27日(金)
会場:幕張メッセ 3~8ホール
   *昨年度は4~8ホール

構成展示会:下記の11の専門展で構成されています。

クラウド業務改革EXPO、情報セキュリティEXPO、デジタルマーケティングEXPO、
データセンター&ストレージEXPO、営業DX EXPO、次世代EC&店舗EXPO、
IoTソリューション展、AI・業務自動化展、ソフトウェア&アプリ開発展、
組込み/エッジコンピューティング展、メタバース活用EXPO

 会場マップを下記に示します。トータル634社が出展されていました。

その内訳は、多い順に、

AI・業務自動化 : 186
クラウド業務改革 : 177
ソフトウェア&アプリ開発 : 146
IoTソリューション : 116
次世代EC&店舗 : 114
デジタルマーケティング : 108
情報セキュリティ : 89
営業DX : 88
組込/エッジコンピューティング : 76
データセンター&データストレージ : 43
メタバース活用 : 21

でした。

 今回はその中でも「IoTソリューション」「組込・エッジコンピューティング」「AI・業務自動化」 を中心にトレンド調査を行ってきましたので、実際に訪問した中から3社のブースをご紹介します!

3.訪問ブース紹介

3-1 株式会社アットマークテクノ


 Armadillo Twin(2024年2月サービスイン予定)
 IoTデバイスに必須と考えられる運用管理をすべてリモートで実行可能

■提供する機能一覧

  • 遠隔監視(死活監視、Appコンテナ稼働状況、CPU・メモリ・ストレージ使用率、ストレージ寿命、モバイル回線電波強度、モバイル回線基地局の位置情報、アラートメール)
  • 遠隔操作(F/Wアップデート、任意コマンド実行、バージョン確認、設定変更、グループ一括実行、スケジュール実行)
  • 個体管理(個体識別番号・証明書による登録、ラベル付け、デバイスグループ化)
  • ユーザー管理(ユーザーの追加・削除、権限設定)
  • お知らせ(セキュリティアップデート、システム障害通知)

 IoTデバイスの運用に必要な機能がサービスとして提供されることで、ユーザーは自社のアプリケーション開発に注力でき、手軽にIoTのシステム運用が出来るとのことで、PoCでの活用や実証実験での難易度も下がるメリットを感じました。

 また搭載OSはLinuxをベースとしたもの(Armadillo Base OS)で、クラウドサービスとの連携も容易に行えると思われ、幅広い用途に活用できそうです。

3-2 株式会社レグラス


 NETIS登録商品である、OmniEye、およびEagleEyeIIを展示。
 測距も行えるフォークリフト・小型バックホー向け人物検出AIカメラ。AIで人が見えにくいところをカバーし、衝突事故を防止します。
 

  • 半天球カメラが周囲360°の人を監視・検出
  • 人を検知すると積層灯が警告
  • 様々な姿勢の「人」を検知
  • 検知距離をレッド、イエローで設定可能



 お客様の困り事としてフォークリフトの安全対策の話があり、今回の製品は解決策の一つになると感じました。本ソリューションは、基本的にどのフォークリフトにも取り付け可能であり、CANよりデータを取得して警報を出すようなカスタマイズの相談を行えるそうです。フォークリフトの事故原因のすべてをカバー出来ているソリューションは無い認識の中で、今後拡張性を持たせられるポイントがメリットだと感じました。

3-3 株式会社 プラックス


 液体レンズ搭載1.2MPixグローバルシャッタカメラモジュール。
 産業用ロボットなど工業用製品・装置組込みに最適。

  • 分離ヘッド部φ18㎜の為、狭所な製品・装置内への組み込み可能
  • グローバルシャッタCMOSセンサ採用。移動被写体の撮影に最適
  • ヘッドケーブル(最大10m)にて高速伝送(1.4Gbit/s)が可能

 液体レンズは、ズーム構成レンズが不要となることで「小型化」と「フォーカス時間の短縮」が可能になると、以前から期待されていた技術です。フォーカス時間の正確な数値は分かりませんでしたが、モータの稼働が無い事もあり、瞬時に変わっているような印象を受けました。展示会後に調べると、既に産業用カメラ・スマートフォンで広く採用されている技術であり、今後その他の分野での活用が広がっていくのではと感じました。説明員の方にお話しを伺ったところ、車載の検査工程で採用されているようでした。

4.まとめ

 掲載することは出来ませんでしたが、ビッグデータを活用した生産設備の不良予測や、人の顔や車のナンバープレートのみをぼかして高速にリアルタイム保存するプライバシーに配慮した展示物など、興味深いものが他にも展示されていました。

 オンライン展示会では難しい、製品やサービスの詳細情報の入手や市場の盛り上がりの体感、説明員の方の熱気を感じることができるリアル展示会へ行くことをオススメします。

 今回、大学での出展が見当たりませんでしたので、新しい視点での情報や動向を得る為に、企業ブースだけではなく大学ブースも出展している展示会に足を運びたいと思います。

 このように様々な視点/分野の最新技術やトレンドを継続的に入手しつつ、新しいソリューションをお客様にご提案し、お客様の困り事に常に寄り添っていきたいと考えております。

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